館の歴史(ごめん、やっぱ隔日更新で)

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銅羅喰えっ! 壱話続き弐

2013.06.05 (Wed)
その男は本当に全身(肌除く)真っ青であった 振り乱した長い髪、拘束着を模した様なベルトだらけの細身の服、何もかもである
「て、てめぇ 何しやがる!?」「お、おい こいつ人間……だよ、な……??モンスターの匂いしかしねぇぞ!?」
「……お察しの通り、俺はモンスターだ ホレ、この通り」そういうが早いか青い男は溶けるように姿を消し
一瞬前まで彼が立っていたその場所には一人のスライムがいた


「は、ははっ モシャスもなしに人間に化けるなんてどんなすごいやつかと思ったら……何だスライムかよ驚かしやがって ケケッ 嗚呼ァ~~いいとも!オメェの言うとおりこいつら人間は見逃してやるぜ……」
突然の乱入者に度肝を抜かれていたモンスター達だが、本性が全モンスター中最弱のスライムだと知って完全にそいつを舐め切っていた    
「ただし、スライムの癖して俺たちに向かって偉そうな口聞いてくれたてめぇをいたぶり殺すまでだがな!!!」
どいつもこいつも完全に激昂してはいたが理性は辛うじて残っていたらしい
先ほどと同じように格闘戦に長けたブラウニーが突っ込みそれをベビーニュート、プリズニャン、ガスミンクが援護する しかし、          避けられた、というより完全に彼等の視界から「消えた」
「な  奴はd」つきぅ      再び人の姿になったスライムがベビーニュートの眉間に深々と毒針を突き刺し
また消えた     「う、うをおおっ」「お、落ち着け!!」「ば、莫迦野郎呪文を使うな!同士うt」ちょんっ
すぷぅぅぅぁあああああああっっん    今度は刃のブーメランでマゴマゴしていたガスミンク等3,4体が撫で斬りにされる もともとスライムというモンスターは一族郎党俊足で知られるがそれにしてもこれは異常であった
 どうこうしているうちにリーダー格と思われる大柄なベビーニュート一体のみとなってしまった
「あとはお前だけか」まるで面倒な草むしりがやっと終わる、とでも言うかのような気だるげな調子で人の姿のスライムはこぼす 「く、糞っ!!」すかさず飛んで逃げようとするも
つっぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ          毒針乱射で蜂の巣にされ
刃のブーメランで直接唐竹割りにされあっけなく倒された


「フゥ……やっと終わったぜ、どれ  」異形のスライムが一歩、また一歩と近づいてくる
魔力の無駄遣いですでに魔法が使えないリュカがすでに意識を失っているヘンリーをかばってこの異常な強さを誇るスライムから逃げるのは不可能である 結果的には助けられた形になったわけだがこのスライムが味方である保証などどこにもない 単に獲物を横取りしにきた、とも考えられるのだから 
リュカが涙でグショグショの目をギュッと閉じ スライムは跪いた 「へっ   ???」
「ようやく探したぜ……『導き手』さんよ 俺はスラりん、スライム族の勇者スラりんだ」
勿論リュカはすっかりメダパニ状態である 「あ、あ~……ま、まぁよ どうして俺が人の姿になれるんだ、とかどうしてお前さんらを助けたのか、とか色々聞きたいことはあると思うんだが…… あんたの連れ、今死にかけてんだろ?さっさと教会連れてこうぜ」「そ、そうだヘンリー!!」「まぁ落ち着け あんま揺らさず馬車に載せろ」
「うっ、うん」 「よし、馬の舵取りは俺がする あんたは薬草で体力少しでも回復しとけ」
「で、でも今のヘンリーじゃ食べれないよ……」「アホか!お前さんが食うんだよ 無傷ってわけじゃねぇだろうが!もしいまモンスターが襲ってきたらあんたが対処しなけりゃいけねぇんだからな!!」「はっ、ハイ!」
パトリシアは修道院に向けて、馬車を揺らさぬよう気をつけて走りだした
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